12月6日【みずがきひろみの心理学サロン】「第3章 自分を幸せにできるのは自分だけ〜 どうしたら許せますか?〜」にゲスト参加しました。


みなさんは「許せない人」っていますか?

私は特にいませんでした。

誰かを許せないというよりは、自分自身のことを許せないし、自分の置かれた境遇(仮に「神さま」としましょう)に怒っていました。

だからずっと『許す』ということがよく分かりませんでした。

許しましょうと言われたって「別に誰のことも恨んでないし…」「私がこんななのは全部私のせいだし…」そう思っていました。

でも、今だから分かるのですが、自分自身とか神さまに対して「許せない」という思いや怒りを持っているのには、そう思うに至った具体的な出来事そして “相手” が存在するのです。

じゃあ、私はどうして「許せない人などいない」と思っていたのでしょう。

それはたぶんきっと “そのこと” をはっきりと思い出すことを避けていたのだと思います。

どんな出来事があったか、その相手は誰でどんな顔だったか、そういう細部を思い出してしまうと、その時に自分が感じた負の感情が吹き出してくるような気がして、記憶から追いやっていました。

逃げていた、ということなのだと思います。

もう不幸感も自己嫌悪も罪悪感も手放して真実の幸せを手に入れたいし、もっと素直に自分を表現できるようになりたいと思ったとき、やっぱり逃げていてはダメ。

つらかった苦しかった記憶、その時に感じた感情に向き合わなければならない。

その時の相手の顔を、そして自分自身の顔をしっかり見なければならない。

自分自身が誰かを許せずにいるという事実を認めるところがスタートなのかもしれません。


今回のサロンの合言葉は「幸せでいいよ!」でした。

過去にどんなことがあったって幸せでいいよ。

今、どんなに苦しくたって、うまくいってなくたって、それでもあなたは幸せでいいよ。

あなたもわたしも、みんなみんな幸せでいいよ。


自分自身のつらい体験に正面から向き合うのはとても怖いことだと思うのですが、あなたにはそれと向き合う力があり、許す力を持っています。

自分自身を信頼してあげてくださいね。

それでは、また!


冬