こんにちは、カウンセラーの渡邊 睦代です。

【好きを仕事にする1DAYワークショップ】が今週末に迫ってきました。
高見カウンセラー、服部カウンセラーの最後のコラボワークということで、ちょっと寂しい思いもありつつ、待ち遠しくて楽しみな気持ちになってきています。

さて、「好きを仕事に」ということですが、皆さんが仕事にしたい「好きなこと」は何ですか？
実を言うと私は、そもそも「好きなことがない」というのが長年の悩みです…。

「〜が好き！」とか「〜したい！」とか、そういうエネルギッシュでポジティブな感情が昔からあまり出てこなくて、「趣味は何ですか？」「好きなことは？」などの話題はいつもしんどいなぁと感じてしまいます。
「好きなこととかやりたいことがあんまりないんですよね〜」なんてことを言うと、「カウンセラーはなりたかったんじゃないの？」って聞かれたりするんですけど、「えっと…なりたかったかと言えばそうだと思うんですけど、んーと…えっと…」みたいにごにょごにょしてしまいます。

服部さんも高見さんも「好き！」とか「楽しい！」とか「〜したい！」っていうエネルギーを真っ直ぐ表現されている方々なので憧れます。
むしろ、自分自身と比べてちょっとコンプレックスを感じてしまうほどです。。
前回の4時間ワークの時も、「そもそも仕事にしたいような好きなものがない私が参加していいんだろうか…」と参加を躊躇した部分もありました。

「〜が好き！」「〜したい！」という感情を持てる自分になろうと自己改革に取り組んだこともありましたが、私は劇的に変わることはありませんでした。
劇的に変わっていく人もたくさんいらっしゃるので、「やっぱり私はダメだ…」と更なる自己否定に陥ったりもしましたが、私の感情の感じ方はふんわりとしたものなのではないか、そういう感じ方の人がいてもいいんじゃないか、そういうふうに思えるようになって、心が楽になりました。

カウンセラーになる決心がついたのも、そのおかげです。
正直なところ、私は「心理学が好き！」「ワークショップが好き！」「カウンセリングが好き！」とそんなにはっきりと思えなかったんです。
「カウンセラーになりたい！」なんてもっての外…。
なんとなく興味はあるし、なりたいような気はするけれど、何とも言えない感じだったんです。
だから、カウンセラーになると決めるのに何年もかかりました。

ある時、「自分も含めて色んな人がいてもいいんじゃないか、色んな感じ方があっていいんじゃないか」と思えて、カウンセラーになろうと思える心境になりました。

心理学に関わっていて、「好きなことをやってます！」と断言することはできないけれど、時々すごく充実感を感じたり、やりがいを感じたり、楽しいなぁと思えたりします。
「プロカウンセラーがそんなこと言っていいのか！？」という後ろめたさはありますが、今はそれでもいいかなと思います。
そういう瞬間が少しでも増えていけばいいと思うし、この後ろめたさも誰かを助けるのに役立つかもしれませんしね。

仕事の中で「好き」という感覚を持てる瞬間が増えていくといいですね。
今週末の1DAYワークショップであたたかい感覚を掴んでいただけたらと思います。

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