いつもありがとうございます。
カウンセラーの渡邊 睦代です。

職場の同僚と仲良くなれない。
みんなが話している時に私が発言するとシーンとなる。
私以外のみんなは距離が近いのに私だけ遠い。
仲間はずれにされている気がする。
みんなから嫌われてる気がする。

こんなふうに「職場に居場所がない」というお悩みをとてもよく伺います。

本当はみんなみたいに楽しくお喋りしたいのに・・・
本当はみんなと楽しく働きたいのに・・・

そう願っているのにできない。
とてもつらいですよね。

「どんな場面で、仲間はずれにされてる、嫌われてるって感じるの?」とお聞きすると、「休憩中、みんなで集まって喋っているときに、私も頑張って入ろうとしたけど入れてもらえなかったんです」とか「挨拶をしても目も合わせてくれないんです」とか「みんなは和気藹々と話しているのに、私には他人行儀なんです」そんなふうにおっしゃいます。

頑張って距離を縮めようとしたけど、自分が希望する距離感にならなかったり、周りの人たちがかもし出す距離感と自分との距離感の違いに寂しくなってしまったり・・・。
そんな居心地の悪さから、これ以上距離を縮めようとチャレンジするのが怖くなり、ひとりぼっちな感覚に陥ってしまうんですね。

もともと人付き合いが苦手だったり、自分に自信がなくて人が怖いと感じてしまったり、職場に居場所がないと感じてしまう理由はたくさんあると思うんです。
例えば、自己肯定感を高めて怖がらずにみんなの中に飛び込んで行こうよ!とか、自分を好きになれば自分をもっと表現できるようになる!とか、いろいろなアプローチはあると思うんです。

私は、「そもそも自分がしたい仕事してる?」というところからお話したいと思います。

職場に居場所がないと伺った時、「同僚の中に一人でも、この人と仲良くなりたい、とか、この人のこと好きって思える人いますか?」とお聞きすると「そういう人はいないです。でも“みんな”と仲良くなりたいです」というお返事が返ってきます。

“みんな” って何でしょうか。

おそらく、職場に出来上がっている同僚たちの集合体(個体の集まりにより成り立つもの)のことだと思うんです。
それを “みんな” という言葉で表現しているのだと思いますが、“みんな”という集合体は、一人一人の人間の集まりなんです。
Aさん、Bさん、Cさん、・・・、どの人もそれぞれ違った人格を持つ異なる人々なんですね。
その人たちは集合体を作ろうとして作っている訳ではなく、それぞれ個人として複数人で喋っているだけなんです。

その人たちのことを“みんな”と呼んで一括りにし、そこに自分を入れていないのは他ならぬ自分自身なのです。

“みんな”から自分が切り離されているように感じる時、この感情を『分離感』と呼びます。

「“みんな”の中に含まれる一人一人を見た時、仲良くなれそうな人、好きになれそうな人はいますか?」とお聞きしても、やっぱり「思いつかない」となってしまいます。

そういう時にお聞きしたいのは、「今の仕事、好きですか?」ということです。
「嫌いじゃないです」「苦じゃないです」「条件・待遇は悪くないです」それも勿論良いのですが、「好きです」「やりたくてやってます」と言える仕事かどうかです。
というのも、自分がその仕事に興味があって、好きでやりたくてやってる時、自然と周りの人にも関心を持てるものだと思うんです。

私はいろんな会社で働いたことがあり、そこの仕事が好きでやっていた時期もあれば、仕事には興味ないけど生活のためにやっていた時期もありました。
私も人付き合いはすごく苦手な方ですが、仕事が好きでやっていた時期はそんなに分離感を感じずに働けていた気がします。

とある会社でシステム営業をやっていた時はその仕事が好きでしたので、例えば同僚が大きな受注を取った時は、どうやって案件発掘したのか、どんな提案をしたのか、普段から何を心がけて仕事しているか、いろいろと同僚に聞いてみたいことがありました。
素晴らしいプレゼン資料を作れる人がいたら、是非その方法を教えて欲しいと思いましたし、そんなスキルを持った同僚のことをリスペクトする気持ちがありました。

自分自身が「好きだ」「やりたい」という気持ちを持って取り組んでいる時、自然と周りの人たちに対して興味関心を持てるようになると思うのです。

ここには『投影の法則』が影響していて、「仕事が好き=>私は私を好き、同僚も好き」「仕事が嫌い=>私は私を嫌い、同僚たちも嫌い」、こんなふうに仕事にまつわる様々なものにも思いが映し出されていくのです。

また、仕事上の付き合いは『与える(give)』というエネルギーを使うとやりやすくなります。
先ほどの話になりますが、大きな受注をした人、素晴らしいプレゼン資料を作れる人は、会社や同僚たちに価値やメリットを与えていることになります。
このような人たちには、教わりたい人や助けてもらいたい人、憧れる人、一緒に働きたい人が集まってきます。

じゃあ、特別なスキルや功績がない人はダメなの?というと、そうではありません。
自分もそうなりたい、自分も会社や同僚たちに価値やメリットを与えられる人になりたいと思って人と関わることは、『与える』エネルギーを使っていることになります。

『与える』エネルギーを使うためにも、仕事に対して「好き」「やりたい」と思っていることが大切なんです。

世間話やノリの良いトークが苦手な方は、職場の同僚とは仕事を使って関係性を作ってみることをおすすめします。





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